Dive Diversity Session

【レポート】炎上の本質

2018/09/15(土) 15:50〜16:40

@EDGEof

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SNS炎上は嫉妬型と政治型?その本質に迫る!

<聞き手>
タレント
あべこうじ

<ゲスト>
ライター・ネットニュース編集者
中川淳一郎

ブランドコンサルタント・リサーチャー
廣田周作

<ファシリテーター>
コミュニケーションプランナー
多々良樹

 

総務省の調べによると2016年時点で国民全体の代表的なSNS利用率は、7割超。20代だけで見れば、97.7%とほぼ全員がSNSを利用する時代。
SNSでたびたび起きる“炎上”について、吉本興業のお笑い芸人・あべこうじさんを聞き手に、中川淳一郎さん、廣田周作さん、多々良樹さんが、その本質を分析しました。

セッションは、昨今目立った6つの炎上事件をデータとユーザー心理の2軸から分析しながら進行。
登壇メンバーのコメントも切れ味鋭く、終始笑いの絶えない50分となりました。

最初にお題に挙がったのは、「HIKAKIN氏の保護猫炎上」。
これに関しては、中川さんが「猫だから燃えたのではなく、HIAKAKINが金持ちだから燃えた」とバッサリ。廣田さんも「もともとは一般人に親しい存在だから燃えやすい」とし、いわゆる典型的な“嫉妬型炎上”と断定。
データでは、ポジティブなツイートとネガティブなツイートの割合やリツイートの遷移などもスライドで提示されます。

つづく「KIRIN“午後ティー女子“炎上」は、企業対顧客という構図で起きた炎上。
あべこうじさんが「あるあるネタはお笑いでも鉄板なんですけどね」と話題を出すと「ネタ自体が面白くなかった。企画会議で盛り上がったものがそのまま世に出たイメージ」と廣田さんが分析。

「りゅうちぇる入れ墨炎上」では、ちょうどタトゥーが日本社会の文化的過渡期にあり意見が割れている状態であると廣田さんが指摘しますが、中川さんは「ネットの伝統芸である」という意見。「バーベキューもリア充っぽいから炎上しやすいんです。タトゥーも一緒。あと、茂木健一郎さんが養護してきたじゃないですか。彼が出てくると必ず炎上する」と発言し、会場の笑いを誘います。

「RADWIMPS愛国ソング炎上」「杉田水脈議員LGBT炎上」は、左右の思想対立があり、少人数が大袈裟に煽っている傾向が示唆されながら、廣田さんは下記のように発言。

「政治的な場合は対話じゃなくて、喧嘩になる。一方、企業の場合はできるだけ早く火消しに入る。しかし水に流して忘れちゃうんじゃんなくて、対話が必要。
過敏に反応する人もいるし、マスコミが“炎上”という一部分を拡散するけれど、データを改めて見るとポジティブな反応が多いという例もある」(廣田さん)

「正直、LGBT以外はどうでもいい問題ですよね。炎上させた当人も、自分が78歳くらいになったら、『なんであんなことしたんだ?』って思いますよ。
そんなに他人のことなんて気にしてないで、自分のことを考えろ、と。自分の人生を歩んで、身近な人を幸せにすることが大切です」(中川さん)

歯に衣着せぬ辛口発言で会場を盛り上げていた中川さんから出た意外(?)な大人な態度に、あべさんも「そんなキャラじゃなかったですよね?」と思わずツッコミ。

今後さらに科学的な分析が進み、心理学的なアプローチも深まれば、もっともっと面白い本質が見えてくる。そう確信できる好内容のセッションとなりました。

 

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