【レポート】NIGHT MAYOR MEET UP

09/12(水) 19:30〜22:00

@EDGEof

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変わりゆく渋谷の夜。未来の渋谷が、より豊かなナイトライフを創出する街であるために。

<登壇者>
トークセッション①
渋谷道玄坂青年会 会長 長谷川賀寿夫 氏
渋谷道玄坂商店街振興組合 大西陽介 氏
作家 Lily 氏
ファシリテーター:Zeebra 氏

トークセッション②
東急不動産株式会社 商業施設営業部統括部長 大久保次朗 氏
株式会社東急エージェンシー エリアプロジェクト局
エリアプロジェクト部 部長 木村知 氏
エイベックス・エンタテインメント株式会社 レーベル事業本部
クリエイティヴグループ チーフディレクター 藤澤友美 氏
NO MAPS 実行委員会 事務局・営業統括 北田静美 氏
ファシリテーター:Zeebra 氏

座談会
Zeebra 氏
日本音楽制作者連盟 常務理事 浅川真次 氏
一般社団法人渋谷未来デザイン 事務局次長 長田新子 氏

 

《渋谷の夜》はどうあるべき?
渋谷区観光大使ナイトアンバサダーであるZeebra氏が立ち上げた「ナイトメイヤー設立準備委員会」が中心となり、“渋谷のナイトタイムの生の声を取り入れる為”に開催した、トークディスカッションイベント。

第一部ではまず、世界のナイトメイヤー(夜の市長)設立の実例紹介や、また日本・渋谷にナイトメイヤーが生まれる必要性について、Zeebra氏がプレゼンテーションを行いました。

第二部、ひとつ目のトークセッションは「安全安心なナイトタイム」と題されたもの。
その中でZeebra氏が、クラブカルチャー側からの地域貢献の実例として、彼らが行なうゴミ拾い運動を挙げると、道玄坂商店街の大西氏は「以前は“クラブの子たちが路上にゴミを捨てているんだろう”という先入観があったが、それは彼らとの接点がなかったからだと気付いた。いまではそうした穿った見方はしなくなった」と反省をにじませながらも、ナイトアンバサダーや、ひいてはナイトメイヤーが果たすべき役割のひとつとして、夜遊びする人と地域に住む人とを理解で繋ぐことの重要性を示唆。

また道玄坂青年会の長谷川氏が「地方から見ると渋谷は“コワい”らしい。ナイトメイヤーには安全面の啓蒙に注力してほしい」とも。渋谷現地と地方との関係性においても、より深い理解が必要であることが浮かび上がってきました。

またLily氏が「渋谷は“ピースなのにクール”な街。海外在住時代に渋谷のカルチャーは私の誇りだった」と語るように、《海外から見た渋谷像》も意識し、理解の輪は海外にも広げられる必要性が感じられました。

続くトークパートは「渋谷駅周辺の夜はこう変わる」と題し、現在盛んに行なわれている駅周辺の再開発に絡めて渋谷のナイトライフやエンタメはどう変わるのか、についての意見交換。

東急不動産 大久保氏は、2019年秋竣工予定の「東急プラザ渋谷」17・18階に、新しい渋谷のシンボルであり大人の社交場となるべく、総合エンタテイメントレストラン「CE LA VI Tokyo」をオープンすることを紹介、渋谷のイメージを刷新し豊かなナイトライフの創造に意欲を示しました。

また東急エージェンシー 木村氏は、「渋谷の街はひとことで言うと“カオス”。言い方を変えれば“両極端”であり、それはとても大事なこと」とし、「街の全てをキラキラピカピカにすることが“再開発”ではない。古いものと新しいものが共存する街作りがなされるべき」と、一気呵成に進む再開発事業が全てを刷新し尽くそうとしているわけではないという視点を提供しました。

またエイベックス・エンタテインメント 藤澤氏は、渋谷の新しい夜のエンタメの独自性として「例えばJ-POPしばりのナイトクラブがあってもいい」と、クラブカルチャー代表のZeebra氏もうなる提案をし、また北海道で同じく新しいナイトライフの創成を目指す北田氏は、あらゆる建物から音楽が“音漏れ”することで人々が集まり、そこに文化が生まれるという構造の素晴らしさ等を例に挙げ、それには行政との連携が必須」と、“街とエンタメ”のあり方についての印象的な指摘がありました。

続いて第三部、座談会では「どのようなナイトメイヤーが渋谷に必要か」というテーマのもと意見が交わされ、日本音楽制作者連盟の浅川氏は「日本を訪れる海外からの観光客は年間2,800万人。しかし夜遊びに対する規制が強いというイメージ等によって『夜がつまらない』という意見が多い」と指摘した上で、間違った印象を是正していくためには、ナイトライフを良く分かっている人物がナイトメイヤーになる必要がある、と主張。

また同時に「住民目線とビジター目線の両立が必要」とする、渋谷未来デザイン 長田氏は、観光客や夜遊び客が安心安全に過ごすことが出来、且つ、魅力的な街として住民自身が街に誇りを持てるよう「両者の視点に立って考えられる人物」に、ナイトメイヤーになってほしいとの思いを語りました。

どのトークセッションも、“夜の渋谷”を肯定し、みんなの為により良くしていきたいという思いにあふれ、またその思いはきっとより良い方向へ結実するだろうと感じられる、ポジティブで有意義な《Meet up》イベントとなりました。

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