Dive Diversity Session

【レポート】ボランティアの本質

2018/09/16(日)11:30〜12:50

@表参道ヒルズ スペースオー

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ボランティアは、“Pass me the salt”

<登壇者>
公益社団法人 難病の子どもとその家族へ夢を 代表
大住力

株式会社 AsMama 代表取締役社長
一般社団法人 シェアリングエコノミー協会理事
甲田恵子

<ファシリテーター>
電通デジタル執行役員
クリエーティブディレクター、コピーライター
並河進

 

人はなぜボランティアに参加するのでしょうか。
様々なモチベーションで近年ボランティアに参加する人が増えていますが、その本質について考える機会はそう多くはありません。

今回は、電通デジタル執行役員並河進氏のファシリテーションのもと、公益社団法人難病の子どもとその家族へ夢を代表の大住力氏と、株式会社AsMama代表取締役社長で一般社団法人 シェアリングエコノミー協会理事を務める甲田恵子氏が登壇。

ここでは、大住氏のお話を振り返りながら、ボランティアの本質に迫りたいと思います。

大住氏は昔からボランティアという言葉に違和感を感じていたそうです。

「オリエンタルランドで人事をやっていたときに、“ボランティアをやっていました”とアピールする応募者がたくさんいて、すごく違和感がありました。
私は37歳になるまで一度もボランティアをやったことがなかった。今でこそ難病を患っている子供と家族を支援しているけど、ボランティアの採用もしていません。
私たちは、むしろボランティアに全く興味がない人たちを動かすことに関心があるんです」

そんな大住氏の違和感が晴れたのは、無料でディズニーランドやユニバーサルスタジオを楽しめるGive Kids The Worldの創設者ヘンリー・ランドワース氏に出会ったことがきっかけ。
ヘンリー氏から、「ボランティアは“Pass me the salt”」。つまり、「今あなたができることを目の前の人にするだけ」と言われ、迷いが晴れたそうです。

「ボランティアで得られることは、自己有用感です。
オリエンタルランドは全てのスタッフに、ゴミ拾い、お客様の写真撮影、お客様のご案内を徹底させています。私も最初は義務感でこの3つを徹底していました。
しかし、実はこれ、全てのスタッフが生き生きと自発的に働けるようにするための戦略だったんですね。この3つを守ると全ての行動の後に、“ありがとう”と言われる。結果的にそれが原動力になるんです」

働いていると、「なんのためにこの仕事をやっているのか」と思ってしまうこともあるかもしれません。しかし、「ありがとう」を言われることが想像できれば、報酬があってもなくても人は頑張れるのでしょう。

大住氏はヘンリー氏の言葉を借り、こうも言っています。

「ミッションは考えたり、探したりするものではなく気づくもの」

ボランティアは焦りや義務感で参加するものではありません。
心から「誰かのために何かをしたい」そう思ったときに、自分からそっと目の前の誰かにできることをする。それこそが、ボランティアの本質なのかもしれません。

 

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