Dive Diversity Session

【レポート】豊かさの本質

2018/09/15(土) 12:20〜13:10

@EDGEof

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多様な「好き」を認め合い自然と戯れる、その楽しさが生きる「力」になる。

<登壇者>
一般社団法人そっか共同代表
小野寺愛

 

学校から帰って家にランドセルを置いて、海へ行けば仲間がいる。それはきっと最高の放課後。こどもたちの笑顔が目に浮かぶようです。

逗子海岸とその周辺で四季を通じて、親子で遊びつくす活動「そっか」の共同代表を務める小野寺さんは、いまの時代のこどもたちが失いつつあるとされる3つの「間」、“時間” “空間” “仲間” の大切さと、それらが“地域”に寄り添って“身体”をつかって育まれることの重要性を説きます。

かつては世界を一周しながら国際交流を図る大型船「ピースボート」の仕事に従事していたという小野寺さん。
訪れた各国で目にした社会課題解決策の多くは「ローカル」がキーになっているとの気付きから、やがて現在のような“地域活動“をするようになったのだそう。(ここではデンマークの自然エネルギー設備の8割は地域住民の個人所有であることなどを例に挙げました。)

現代社会においては、「private」な場と「public」な場は多くあれど、その中間の「commons」の場が不足していると小野寺さんは指摘します。

こどもの教育において「知識」や「仕組み」の議論が多くあるが、そのベースとなるべき暮らしの豊かさ、自然との共生や楽しい時間が足下で見過ごされがち、とする小野寺さん。彼女の地域活動「とびうおクラブ」はしかし、それを補う力を持っていると言えるでしょう。

「“地縁コミュニティ”のなかで、こどもたちが思い思いに、それぞれ好きなことに熱中して遊ぶことが大事。“君は君のままでいいんだよ”と、多様なものが多様なまま認められる場所では、それぞれの“好き”がかたちになる」
そんな実感を信念に変えて、活動を続ける小野寺さんは「こどもたちが過ごす半径2キロの地域内での《食べる・作る・遊ぶ》が“自分”をつくり、やがて彼らが“町”をつくり、“世界”をつくることになる」とまとめました。

自然とともに遊び育つこどもたちの力強さと幸福な未来が、そこに立ちのぼって見えてくるようでした。

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