様々な投資方法を試していて、「海外FX」の存在が気になっている方も多いのではないでしょうか。
少額投資からスタートしたい方でもハイレバレッジ(100倍~2000倍)が可能であり、追証不要で証拠金以上の損失はFX会社が肩代わりしてくれるゼロカット方式など、メリットも多く魅力的な投資であることが特徴です。
ただ、海外FXで高額の利益を出したとしても、出金ができるかは不安に思っている方もいるのではないでしょうか。
下記では「海外FX業者を利用して、1億円以上の利益を出金できるのか?」「億単位の取引、出金がトラブルなくできる業者はどこ?」といった疑問を解決していきます。
海外FXによる投資や取引に興味がある方、海外FX業者を利用した高額取引を検討している方は参考にしてみてください。
- 海外FXでの高額出金についても、ポイントを抑えつつ安全な業者を選んで利用すれば可能
- 億単位の高額出金に対応可能な業者の特徴を理解し、情報収集をした上での海外FX業者選びが必須
- 高額出金のポイントにもきちんと留意したうえで、投資家自身のミスによる出金拒否を防ぐ
【前提】海外FXで億単位の出金を行うことは可能
結論から言うと、海外FX業者を利用して、1億円以上の出金を行うことは可能です。
複数の投資家の経験談がインターネット上で散見される他、海外FX業者への「1億円以上の取引は可能か」という問い合わせに対し、複数の業者から「1億円以上の高額出金は対応経験がある」「1億円以上でも出金可能である」との回答が返ってきました。問い合わせに対する返答により上記が証明できているとわかっていただけたでしょう。
海外FX業者は安全性の観点から不安を感じている方や悪いイメージがある方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、金融庁のライセンスを持っておらず、利用時のトラブルに対してもご自身で責任を負うことに自己責任になるなどの特徴がある点は否めません。
しかし、信頼のおける海外FX業者はいます。
また、1億円以上の資金を安全に出金できる業者も複数存在しており、億単位の高額出金に対応した経験のある海外FX業者を選べば、安全かつスムーズに出金が可能ということです。
一方で、国内FX業者よりもトラブルが多い点には留意しておく必要があるため、注意点についても把握しておきましょう。
普段とは違った方法での手続きになるケースが多い
1億円以上の高額出金の手続きを行う場合、通常金額での海外FX業者との取引と比較すると異なる手続きが必要になることが多いようです。
上記の問い合わせ結果を踏まえ、海外FX業者10社に高額出金に伴う取引について伺ったところ、XMTrading、MiltonMarketsでは追加書類の提出が要請されることがある他、TitanFXでは一定金額を超えると一括で出金することができないため、複数回に分けて出金していく必要があるとのことでした。
普段の取引とは違うプロセスがあると手間はかかってしまいますが、追加事項に速やかに対応することで安全な出金が可能になるため、海外FX業者から連絡が来た場合は、面倒であっても確認するようにしましょう。
また、高額出金のために必要な手続きは、海外FX業者によって異なります。これは、通常金額でも同様ですが、出金に伴う手続きは業者が使用している金融機関や決済代行会社によって違ってくるためです。
スムーズな出金のため、事前にご自身で各業者に確認しておくとよいでしょう。
億単位の出金ができるかは業者によって明暗が分かれる
高額の出金となると、出金拒否が発生した際に大きな損害となってしまうため非常にリスクが大きいです。
安全性や信頼性の高い海外FX業者を利用することが非常に大切になるため、しっかりと各業者を比較検討して選定していきましょう。
海外FXで億の高額出金ができる業者の特徴は複数あり、どれも重要なポイントです。今回は簡潔に記載しますので、下記の特徴をしっかりと覚えてくださいね。
安全な業者の特徴として、日本人スタッフが常に稼働して対応できる状況であること、金融ライセンスを獲得していること、会社の実体が確認できること、分別管理や信託保全を採用していること、一定の運営歴が存在していること、口座タイプが複数存在し、ボーナスなしでも利用可能な口座を提供していること、などが挙げられます。
一方で、実際には安全な業者についてもネットやSNS上では、出金に関わるデマが多数書き込まれていることが確認できるかと思います。
悪質な投稿の中には、業界関係者が虚偽の出金拒否情報を拡散しているケースもあるようです。これは、競合の評判を悪化させるための行動であり、トレーダーを惑わす情報の一つです。
また、悪質な投稿をしているのは一般トレーダーだけではありません。一般トレーダーの中にも、規約違反や登録情報の不一致、入力ミスなど、ご自身に問題があるにも関わらず出金拒否情報として投稿している方がいます。
ご自身で情報を収集し、信頼できる情報かきちんと確認した上で比較をして、安心できる海外FX業者を選ぶことが非常に重要です。
出金拒否をされても基本的には自己責任となってしまう
海外FX業者を利用して取引した際に、出金拒否をされてしまうことはあります。その理由は様々です。
規約違反の取引や間違った口座情報の入力など、ご自身のミスが原因で拒否されてしまう場合もありますが、数々の投資家からの声が上がっている通り、海外FX業者サイドが抱えている事情やトラブルのみで出金拒否されるケースも多いです。
しかし、海外FX業者サイドで問題が発生し、出金が拒否された結果、ご自身の資金を回収できなくなったなどのトラブルや損失が発生したとしても、基本的には利用することを選んだ投資家自身の自己責任となってしまうことは必ず把握しておきましょう。
大規模な出金拒否が発生してしまい、多数のトレーダーが資金を回収できておらず話題となっている海外FX業者については、SNSやネット上の書き込みの数も非常に多い傾向にあります。ご自身で事前に調べて複数の怪しい投稿がある海外FX業者は利用しないよう心掛けるなどの対応をしておくと、トラブルが発生する可能性が高く危険な海外FX業者を上手に避けることができるでしょう。
また、出金拒否のリスクを軽減するため、高い金額での取引をしないように計画的に対応する、高額な利益が出た場合であってもこまめに出金するなどの工夫をすることも非常に重要です。
海外FXをご自身の利益受領に利用をする際は、ご自身での資金管理を徹底するようにしましょう。
海外FXで億単位の高額出金をする方法
海外FX業者とやりとりして1億円以上の莫大な金額の出金をする際は、通常の出金と同様、海外FX業者側・日本の銀行側にて必要な手続きがあります。それぞれ下記で詳細を解説していきますので、確認してみてください。
海外FX業者側での手続き、日本の銀行での手続き、両方の詳細を事前に把握しておき、高額出金をする場合であってもスムーズな対応ができるように心がけておきましょう。
【業者別】海外FX業者側で必要な手続き一覧
上記にて一部言及していましたが、海外FX業者ごとに、必要な手続きが異なる点は理解しておきましょう。
取引にあたって重要となってくるのは、ご自身が利用を想定している海外FX業者の手続きです。
参考までに、海外FX業者10社への問い合わせにより確認したところ、各業者での高額出金に必要となる手続きは以下の通りでした。
海外FX業者名 | 回答 |
---|---|
XMTrading | 追加書類の提出を依頼する可能性あり |
FXGT | 未回答 |
Exness | 未回答 |
BigBoss | 未回答 |
AXIORY | 未回答 |
TitanFX | 複数回に分けた出金が必要 |
ThreeTrader | 未回答 |
easyMarkets | 特別な手続きはなし |
MiltonMarkets | 銀行やBitwalletから追加情報を求められる場合は資料提出を要請 |
IS6FX | 未回答 |
未回答の海外FX業者も多い状況ではあるのですが、上記の結果を参考にしてみてください。
情報収集後、ご自身で利用する業者が決定したら、高額出金に伴う手続きについて問い合わせるなどして、詳細を把握しておくとスムーズな出金が可能となるでしょう。
【業者共通】日本の銀行に報告書を提出する
上記で解説していた海外FX業者サイドでの手続きとは別途で、出金した金額を受け取る際に利用することとなる日本の銀行への報告のため、書類作成・提出が必要になってきます。
その理由は、外為法という日本の法律で、3,000万円(相当額)以上国外からの送金を行う場合には、日本銀行への報告書提出が義務となっているからです。
インターネットによる検索等で外為法第55条の規定を実際に確認してみると、海外銀行からの送金を日本の銀行の口座にて受領したいと考えている場合や、日本の銀行口座から海外の銀行口座への送金をする場合、送金する金額が3,000万円(相当額)を超える場合には事後報告をする必要がある、と記載されていることがわかるでしょう。
なお、事後報告の際に記載および提出の必要がある報告書については、日本銀行のホームページからテンプレートをダウンロードの上、ご自身で理解・作成して提出する必要があります。
報告書の作成に伴って一定の時間がかかるため、面倒に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
上記のような書類の作成・提出を避けたい場合は、1回の出金額を3,000万円以下に分割し、手続きをするようにしましょう。上記の報告のための書類提出の要否は、1回あたりの送金金額を基準に決定するため、複数回の手続きであっても、1回の手続きが3,000万円以下であれば書類作成は不要となります。
億単位の高額出金が出来る業者・出来ない業者一覧
1億円など、巨額の出金の対応となると、特段問題なく対応可能な業者と、規模や経験の問題から対応不可となっている業者が存在します。
上記にも記載した通り業者に問い合わせた結果、XMTrading、AXIORY、Exnessについては1億円を超えてくるような高額出金であっても問題なく対応していることがわかりました。
上記の3つの業者については、億単位の出金について実績があることも確認できています。
一方、高額出金の検討の際、業者選びにおいて注意が必要なのは、Gemforex、HAST FOREXなどといった高額出金について対応不可としている業者です。
億単位の高額出金が出来る業者
- XMTrading
- AXIORY
- Exness
億単位の高額出金が出来ない業者
- Gemforex
- HAST FOREX
- FX Fair
億単位の高額出金が出来る業者の特徴
1億円以上など、非常に高額となる出金については、様々な事情から対応が難しい業者や実績がない業者も存在している点は上記にて説明しました。
そんな中、非常に莫大な金額の高額出金であってもスムーズに対応し、過去の実績もしっかりと確認できるなど、取引にあたって信頼できる海外FX業者には、いくつか特徴があります。
信頼できる業者を利用し、ご自身で得た資金を安全に出金できるよう、特徴についてもしっかりと理解した上で業者を選別しましょう。
SNSやインターネットでのリサーチによる、出金実績や実際の評判の把握等ももちろん重要ですが、それ以外にも下記に挙げる特徴に当てはまる業者を選ぶと、安心の業者を利用できるでしょう。
海外FXで1億以上の出金が可能な業者の1つ目の特徴は、金融ライセンスを保有していることです。
安全性が高く対応実績が豊富な業者は基本的に金融ライセンスを取得しているため、海外FX業者選びを行う場合は、金融ライセンスについて必ず確認するとよいでしょう。
また、安全な高額出金のためには、特に取得難易度の高い金融ライセンスを保有している海外FX業者を選ぶことが大切になります。その理由は、万が一会社が倒産した場合であっても、入金した資金が返ってくる可能性が高くなるからです。
その他、信頼がおける業者の特徴は、日本人スタッフが常駐しており投資家からの問い合わせに対応可能な状態であること、公的な情報ソースにて会社の実体が確認できること、分別管理や信託保全を採用していること、一定の運営歴が確認できること、ボーナスなしでも利用可能な口座を提供していること、などです。
海外FXで億単位の出金を行う際におすすめな日本の銀行
海外FX口座からの出金は、海外銀行からの送金に対応可能である銀行であれば、基本的にどの銀行を利用しても受領可能です。
一方で、高額な金額の取引に伴う一括送金の場合は、送金による資金ロスが発生しないようにする必要があります。
複数のポイントがありますが、少なくとも「被仕向け送金手数料などのコスト」と「利用する国内銀行が指定している為替レート」の2点は考慮するようにしましょう。
大半の海外FX業者であれば、海外FX口座からの出金の際に発生している手数料は負担してもらえる場合が多いです。
一方で、送金を日本の銀行口座を利用して受け取る際には、一定金額の手数料がかかってしまいます。この段階で支払う必要がある手数料が「被仕向け送金手数料」と呼ばれています。
被仕向け送金手数料は、送金される方自身での自己負担となるため、金額についてはできるだけ抑えられるよう工夫できるとよいかと存じます。
少額の送金の場合、どの国内銀行を利用しても大きな差は生じないため特段問題はないでしょう。
しかし、送金額に対してのパーセンテージで請求される銀行も多くあるため、出金したい金額が大きくなってくる場合は注意が必要になるのです。
例えば、ある銀行の被仕向け送金手数料が「金額の0.08%」だったとすると、1億円の出金をする場合は100,000,000(1億円)×0.0008(0.08%)=80,000となり、8万円を支払う必要があります。
取引のためには、高額の手数料を支払う必要があるということです。
また、海外送金がドル建てで行われた場合には、円に換算する必要があります。レートは利用する国内銀行が指定しているものを利用することがほとんどです。
上記のような事情も考慮すると、スプレッドの狭い銀行を選んで着金できると安心でしょう。
また、国内大手銀行の為替レートは、通常インターネットバンクのレートより不利に設定されている点には留意しておく必要があります。為替レートの設定によっては1円以上のスプレッドが開くこともあるので、必ず事前に確認するようにしましょう。
海外FXで2億の高額出金を行ったトレーダーの体験談
下記で、海外FX口座から億単位の出金をした経験談について詳細を記載します。
出金拒否などによる損失を避けたいという思いから、できるだけこまめに出金するようにしてはいるものの、様々な事情が重なり、海外FX口座から数千万円単位を出金した経験もあります。
合計で約2億円程度を出金したところ、出金申請から1日で自分の銀行口座に着金しました。その際に利用したのは海外FX業者の中でも人気No.1と名高く、評判も良好なXMTrading(エックスエム)です。
実際にご自身でXMTrading (エックスエム)を使ってみると確認できるかと思いますが、国内銀行送金によって出金する際には決済代行会社を利用するため、振込人名義の表記はありません。
また、XMTrading (エックスエム)での高額出金では一括の振り込みではありません。高額な出金を行う場合、1,000万円以下に分けられ、複数回にわたって送金されてきますのでしっかりと確認することが重要です。
XMTrading (エックスエム)の他に、BigBoss(ビッグボス)から1,000万円以上の出金をしたこともあります。多くの海外FX業者は追加対応が必要になりますが、その際は、出金のタイミングで特に追加書類の提出要請や問い合わせなどはなかったです。
仮想通貨での出金でしたが、申請から2日程度で無事に出金されました。
上記のようにスムーズな出金ができた理由は、利用規定違反となる取引をしていなかったからです。
投資家自身が利用規約違反となるような取引をしていない限り、高額な金額であっても海外FX口座から拒否されることなく、長くとも数日の間には出金することができます。
しかし、海外FX業者の利用規約違反スレスレなどの、危険な取引をしていると様々なトラブルにつながる可能性が高いです。
業者の利用規約を調べ、ご自身が利用規約違反をしていないかは事前に確認しておくとスムーズでしょう。
海外FXで億単位の出金が出来ない時に考えられる理由
海外FX業者からの億単位の出金を検討していても、出金ができず利益が回収できない状態となってしまった場合の原因について、考えられるものを下記にて解説しています。
ご自身の状況やこれまでの取引経験などと照らし合わせながら、下記のどれに当てはまるのか、しっかりと考えて対処しましょう。
確かに海外FX業者の利用の際は、出金の拒否などトラブルが多いのも事実ですが、場合によってはご自身のミスによって出金ができなくなっているケースもあります。
余計なトラブルに巻き込まれて損失を増やさないよう、きちんとご自身で確認したうえで対応及び情報共有するようにしましょう。
海外FX業者に出金拒否をされた
考えられる原因の一つ目は、非常にシンプルで、海外FX業者側から出金拒否されてしまい、出金が不可能となっていることです。
海外FX業者の中には、安全性・信頼性に不安のある業者がトラブルを起こして出金できなくなったケースや、高額出金の実績の少なさから出金ができないと言われてしまうケースが多く発見されています。
最近話題になった業者としては、Gemforex(ゲムフォレックス)、HAST FOREX(ハストフォレックス)、FX Fairなどがあります。どの業者も、大規模な出金拒否が起きてしまい、資金を出金していなかった多くのトレーダーから批難の声が上がっていました。X(Twitter)、Instagramなどでも多くの投稿が確認できます。
もし、海外FX業者起因で大規模な出金拒否が起きてしまった場合、海外FX業者側のみに問題があったとしても自己責任となり、資金を回収できないまま損失を抱えて泣き寝入りするしかありません。
海外FX業者からの出金拒否による損害を避けるためには、利用する海外FX業者選びを慎重にすることが重要といえるでしょう。
利用規約違反となる取引を行っていた
上記の原因について、1点、留意していただきたい点があります。
海外FX業者に1億円以上の出金が拒否されたケースがあれば、トレーダーの間で大きな話題になります。
そうなった場合、海外FX業者として評判が大きく傷つき、大ダメージを受けてしまうのです。
そのため、大きな問題を抱えていない海外FX業者でない限りは、出金拒否をするメリットはないということになります。
そのため、基本的には理不尽な理由での「1億円以上の高額だから出金拒否」というケースは少ないという点をしかりと覚えておきましょう。
また、海外FX業者側での出金拒否以外に考えられる原因も複数あります。その1つに、海外FX業者の利用規約に違反した取引をしてしまい、出金拒否や利益の取り消しが行われることが上げられます。
実際に多い違反が「アービトラージ」と「ボーナスの不正利用」の2つです。
アービトラージとは、ボーナスや業者間の価格差を利用し、ノーリスクで利益を獲得する行為のことです。
ほとんどの海外FX業者の規約では、アービトラージが禁止である旨を明確に記載しています。安全性が高い業者の中には、アービトラージの証拠をつかむための施策を講じるなど、強固な対策を進めています。
万が一、トレーダーによるアービトラージが発覚した場合、出金拒否や口座凍結など、非常に重い罰が課されることもあるため注意が必要です。
ご自身が利用される海外FX業者の利用規約で明確に禁止条項が確認できない場合も、油断していると口座凍結や出金拒否の原因となる可能性もあるため、留意しておくとよいでしょう。
出金先の口座情報に間違いがある
出金拒否となった場合は、感情的になって情報拡散をする前に、ご自身の初歩的なミスについても念のため確認しましょう。
例えば、出金をする際にご自身で入力している出金先の口座情報やアカウント情報が間違っていると、当然ではありますが、手続きを進めることができなくなりますので、出金拒否されるでしょう。
口座やアカウントの情報などの基本情報が間違っており本人かどうか不明、といった場合は、安全性の観点から海外FX口座からの出金が拒否されてしまうのです。
また、本人確認の際に提出している個人情報と、出金先である金融機関に登録した個人情報が異なる場合も、提出された情報の正確性が疑われるため、資金を出金することはできません。
個人情報など重要な情報や、アカウント情報などの忘れやすい情報については手書きのメモや携帯のメモ機能など等を活用して保管しておきましょう。
また、実際に出金する際は、きちんとメモなどと照らし合わせながら、正確な個人情報を入力したうえで手続きに入るようにしましょう。
また、仮想通貨での高額出金を考えている方は、事前に少額での送金をしてみて、正しく着金できるかのテストをしてみるのもおすすめです。
ご自身でのミスがない場合であってもまだ考えられる原因はあります。
億単位の高額出金では、銀行側での手続きが長くなった結果、着金までに時間がかかってしまうといった事象もあるのです。
上記の原因には当てはまらないにも関わらず、ご自身の口座への着金が遅れており利益を享受できない場合、海外FX業者と並行して、出金先の銀行についても問い合わせをすると原因を早く突き止められるかもしれません。
海外FXで億単位の出金を行う際の注意点
海外FX業者は、出金拒否された場合は自己責任となるなど、リスクも非常に大きいため、選定の際に注意すべきポイントがたくさんあります。
中でも、1億円以上の高額出金を検討されている方は、必ず安全に出金したいですよね。ご自身で稼いだ利益の回収のために非常に重要となる高額出金の際、特に重要な注意点を下記にて解説していきます。
上記まででも様々な内容に言及しましたが、詳細に説明できていないポイントもあります。以下の点もしっかりと確認しておきましょう。
ネット・SNSの偏った意見のみを信じ込まない
まず1つ目の注意点は「ネット・SNSに書き込まれた偏った情報を信じ込まない」ことです。
ネットやSNS上には、海外FXの出金に関するデマや信憑性の低い噂が大量に書き込まれており、その書き込みを多くの人が確認・引用等ができる状態となっています。
上記でも言及しておりますが、最近は、競合業者の評判を下げるために、悪質な業者が嘘の出金拒否情報などを流していることも多いです。
業者以外の一般トレーダーであっても、実際には自分に落ち度があるのにも関わらず「XXXという名前の業者が出金拒否をしていて被害にあった!」と投稿している方もいらっしゃいます。
投稿を見つけた際はご自身での追加リサーチを行い、複数の投稿を確認するなどして情報の正確性を担保し、判断材料としていくとよいでしょう。
そして、正確な情報のみを信頼し、安心して利用できる海外FX業者か判断するようにしましょう。
もちろん、投資家の間では、海外FX業者を利用した出金に関しては、「情報が命」とも言われているほど、SNSで各海外FX業者の出金情報を確認することも重要ではあります。
特にX(旧Twitter)は、多くのトレーダーが様々な観点から意見をつぶやいており、海外FXの出金に関して常にリアルタイムの情報を集めることができますが、デマには気をつけていきましょう。
SNSで海外FX業者の出金実績を確認する
上記でも言及しましたが、SNS上での情報集めは重要になってきます。特に出金実績やその詳細についてはしっかりと確認するとよいでしょう。
海外FXの出金に関してリアルタイムな情報を集めることができるX(Twitter)で「〇〇(業者名)出金」などと調べれば、利用を考えている業者の直近の出金実績や、評判などといった役立つ情報が見つかるでしょう。
もし情報収集をしているなかで「〇〇(業者名)の出金が遅かった」といったツイートを見つけたら、その情報が確認でき次第、出金申請に移ることをおすすめします。
その理由は、Gemforexを例に挙げて説明します。
一部のトレーダの間で「Gemforexでの出金が遅い」と言われ始めた時期は、1週間程度の時間がかかってしまう状況ではありましたが、出金ができました。しかし時間が経った現在は、半年以上待っても出金されないという報告をしているトレーダーが多数発見されています。
大規模な出金拒否などのトラブルが発生する業者については、徐々に出金が遅くなり、出金ができない状況に陥るケースも多いのです。
そのため、出金が遅いという情報を目にしたら、出金することで資金を回収し、トラブルを防ぐことが重要となります。
高額出金をする際は後々払う税金を把握しておく
「特別な申請などをしない場合、海外FXの利益は税務署にばれないのでは?」と考えている人もいるかもしれません。しかし、税制度によりしっかりと利益額は把握されています。
高額出金の際は特に、税金を把握しておかないと後々の負担も大きく、対処が大変になってくるため、注意が必要です。
銀行送金やカード決済など、ご自身のお金の動きについての記録は後から確認できるようにすべて残されており、税務署側は、それらの記録を銀行やカード会社から入手して確認することができます。また、国内銀行からは、「国外送金等調書」という書類が税務署に提出されています。
また国税庁は「CRS」と呼ばれる租税回避制度によって、国際送金の情報を入手して確認することができます。
上記から分かる通り、税務署は様々な方法を使って海外送金の情報も追うことができる状態である、ということになります。
特に100万円以上の取引は、送金・受取どちらであっても銀行から税務署に報告されているため、1億円以上の高額の送金を行って利益を受領しつつ、隠して税金を支払わない、ということは不可能であると認識しておきましょう。
仮に、利益が出て高額な金額を受け取った年に運よく調査が入らなかった場合も、7年間は過去まで遡って調査が入り、税金を徴収されてしまう可能性があるため、慎重な対応が肝要です。
脱税などの大きなトラブルとなり取り返しのつかない状態になってしまわないよう、毎年確定申告の上での納税を忘れないようにしましょう。
【まとめ】海外FXで1億を出金するには?
皆様が気になっていた海外FXでの億単位の高額出金について、1億円以上の高額出金についても可能であることがわかっていただけたかと思います。
一方で、上述の記事を一読の上、海外FXの利用の際の注意点に気を付けつつ安全な業者を利用することが必須です。
比較的安全に出金でき、多くの方が安心して利用している国内FXと違い、海外FXには常に出金拒否のリスクがつきまとう点は否めません。実際にSNS上では「出金するまでが海外FXである」と言われているほどです。
億単位など、巨額の資金の運用を考えている方は、運営実績が浅く情報が集まらない海外FX業者や、怪しいイベントを頻繁に開催しており安全性に疑問を感じるFX業者は絶対に使わないでください。
上記で解説した注意点やポイントを踏まえつつ、安全性・信頼性が高いブローカーをご自身で選んで取引しましょう!