SPEAKERS
登壇者

下村 明司

しもむら ひろし

株式会社Magic Shields(2020年1月法人化) Founder & CEO

PROFILE
ヤマハ発動機にて10年以上に渡りバイクの機械設計を行い、品質管理やマーケティングのタスク、また発明活動などを行ってきました。そして現在は、デザインエンジニアリングによる新しい体験価値の創造を行っています。並行してグロービス経営大学院を卒業し、グロービスの仲間と共にアフターファイブや週末を使って「ころやわ」の製品開発と事業開発を行ってきました。現在2020年1月の法人化とその後の量産化に向けて準備を進めています。ロボット工学修士。MBA。
BUSINESS

転んだときだけ柔らかいジョイントマット「ころやわ」

高齢者の転倒による骨折は大きな社会課題となっています。毎年1100万人が転び100万人が骨折しています。このうち25万人が大腿骨を骨折し、要介護になったり死亡したりしているのが現状です。また大腿骨骨折による医療費は8000億円、介護費は1.9兆円とここ10年で2倍近く上昇しており、早急に解決が必要です。これに対し私たちは、歩くときは硬く転びにくく、転んだときだけ柔らかくなるジョイントマット「ころやわ」を提供します。「ころやわ」は既存品より圧倒的な衝撃吸収性を有するだけでなく、色々なパーツを組み合わせることで、様々な環境に手軽に対応できます。

MESSAGE
私が10代の頃、祖母が転倒による骨折から寝たきりになり、「早く死にたい」と言って亡くなっていったことがとてもショックでした。その後、友人たちの事故死や、災害、テロなどでたくさんの人が亡くなっていくのを見て、「世の中から致命的な怪我を無くす」ことを志しました。そして広く社会を見ると、転倒・骨折により大変な苦労をしている高齢者とその家族や介護者がたくさんいて、大きな社会課題であることを知りました。そこで長年ヤマハ発動機で機械設計をしてきた経験を生かし、この課題の解決に取り組んでいます。将来的には世界中の転倒・骨折を減らすだけでなく、様々な致命的な怪我や事故を無くしていきたいと考えています。