SPEAKERS
登壇者

梶栗 隆弘

かじくり たかひろ

エリー株式会社 代表取締役

PROFILE
新卒で食品原料メーカーに入社。食品原料(油脂、小麦粉、植物性タンパク等)の法人営業や量販店/ベンダー向けの商品開発に従事。当時から牛、豚などに代わる新しいタンパク質素材に将来性を感じており、昨年、「蚕」を新たな代替タンパク原料にすべく当事業を共同創業。この1年間は、プロダクト開発や市場調査に注力。同時に、「蚕」の食品価値を最大化させるため、京都大学/東京大学と「蚕」が有する機能性成分や味・香りの向上について共同研究中。来年1月には第一弾プロダクトを表参道にて販売予定。環境負荷が低く、美味しく、健康的なプロダクトを完成させ、エリーを日本発の世界的な食品メーカーに成長させることが目標。
BUSINESS

機能性昆虫食「シルクフード」

我々は蚕を原料とした機能性昆虫食「シルクフード」の研究開発を行うスタートアップです。ミッションは、昆虫を新たな食料として世界に普及させることです。近年、世界の人口は急増しており、近い将来に人類は食料不足に陥ると危惧されています。こうした状況の中で、食料生産における環境/経済性が優れる昆虫は重要な役割を担います。その主役は「蚕」です。約5,000年続く養蚕の歴史と共に人類が進化させてきた昆虫です。蚕は豊富な「機能性」成分を含むため、食品としての可能性にも満ち溢れています。我々は日本の誇る食品と蚕に関する知見を掛け合わせ、「蚕」を新たな食原料にリノベートし、持続可能な食の未来を実現します。
MESSAGE
私たちは昆虫食事業を日本の企業が行うことに大きな意味があると思っています。近年、SDGsに代表されるように世界中で持続可能な社会の実現への取り組みが求められています。そのような中、日本は世界でも屈指の食料輸入国である一方で、食品ロスが多い国でもあり、食料事情においては環境後進国と言える状況です。だからこそ、世界の食料問題が顕在化する前に、その解決に向けた取り組みを率先していかなければなりません。私たちは当事業にて世界の食料問題の解決に寄与します。日本発の当事業を日本から世界に展開することで、環境後進国だった日本が、今度は環境先進国として世界を牽引する、そういった未来が実現できると考えています。